HSPとは「繊細で心が傷つきやすく気にしすぎの人」「敏感な人」を示します。英語の「Highly Sensitive Person」の略です。日本語で言うならば、「繊細な人」という言葉があてはまります。
最近は、HSP関連の書籍が沢山でている他、SNSなどでも話題になっているHSP。本記事ではそんな、HSPの特徴を簡単に解説するとともに、HSPあるあるもわかりやすく簡単に解説します!
HSPとは?
まずは、HSP=Highly Sensitive Personについて軽く理解を深めていきましょう。
- 感受性が強い
HSPは生まれつき感受性が強いため、ちょっとした一言や行動で心が傷つきやすくなる人のことを示しています。
- HSPは、病気ではない
HSPは、病気ではありません。HSPの気質は遺伝的要素が強いと言われています。さらに、5人に一人の割合でHSPは存在するという定説もあります。
以外にも多くのHSPの人が存在し、病気ではないということがわかると少しだけ心が軽くなるような気分になるのではないでしょうか?
HSPあるある12選とその対処法
ここでは実際にHSPの方が感じる例をあげていきましょう。
- 様々な刺激に敏感
光、音、臭いなどそれぞれことなる敏感さが存在します。 - 人間関係で傷つきやすい
他人から言われた些細な事で傷つく他、他人の顔色が変わると自分が嫌われてるのではときになる。
- 細かいところまで考える
仕事で細かいところまで気になって仕事が進まないなど。
- 自分のペースで進みたい
沢山のことを頼まれたり、予想外の新しいことを突然指示されたりするとパニックに陥ることもある。 - 完璧主義で責任感が強い
少しでもミスがあると落ち込む - 自己肯定感が低い
自分は人よりも劣っていると思う - 他人に振り回される
相手に反論できない他、頼まれたことを断わることができないなど - 他人の感情に影響されやすい
悲しいニュースを見ると落ち込むなど - ホラー映画や暴力シーンが苦手
負の感情に感化されてしまう - 相手に反論できない
他人ファーストで他人が不快な思いをしていないかが気になる - 人がいると緊張する
他人に気を使いすぎるため、他人がいると緊張する - 疲れやすい
仕事や学校が終わるとぐったりしてしまう。
HSPあるあるの対処法

上記のHSPあるあるのリストの中でいくつか当てはまる人も多いのではないでしょうか?とはいえ、何事にも対処法が存在するように、HSPにももちろん対処方が存在します。
それぞれのパターンに当てはまる対処法を事前に行うことによって、心が軽くなるのではないでしょうか?ここでは、いくつかの対処法をご紹介します。
- 自分の苦手な刺激は避ける
人込みが苦手な人は、人込みを避ける他、強い光が苦手な人は、サングラスを利用するなど、自分な苦手な刺激を事前に避ける行動をしましょう。
- 何もしない時間を持つ
何もしない、ただボーっとする時間を過ごすことも心のリラックスに繋がります。
- 自分で自分に励ましの言葉をかける
大切な友達をなぐさめるように、自分自身をなぐさめる言葉をかけてあげましょう。
- 他人との距離を置く
繊細で敏感なHSPは他人の感情にとても左右されやすいため、イライラした気分を持つ他人がいるだけで自分もイライラをキャッチしてしまいます。
そのため、自分が他人の気分に左右されない心地よさを感じるある一定のパーソナルスペースを置くことをおすすめします。
- 他人に理解して欲しいという気持ちを手放す
自分の感覚を他人に理解してもらえないと、悲しく感じるHSPの方も多いようです。自分の意見は、他人に理解してもらえないことを前提として決して期待をせずに自分の意志を伝えることが大切です。
- 他の人を助けるときは、自分が苦しくならない程度に助ける
HSPの方は、思いやりが強く、困っている人がいると率先して他人を助ける人も多いです。ですが、他人を助けすぎて、逆に自分が苦しくなってしまうことも多々あります。他人を助ける際には、無理がない範囲で助けることを頭に入れておきましょう。
まとめ
ちょっとした事でも、他の人より反応してしまい、動揺してしまうHSPですが、その敏感さをいかし、長所として引き出すことも可能です。HSPの感受性の豊かさや芸術性の高さはHSPならでは味わえる特権です。
自然に触れあい、クリエイティブなことに没頭する他、通常の人が感じることができないさまざまな喜びを感じることができます。
繊細さを補いながら、HSPだからこその利点を十分に楽しんで生活を送ってみるとまた違った世界が広がるのではないでしょうか?