ハングアウトは、2021年にサポートが終了したチャットやビデオ通話ができるGoogleのコミュニケーションの一つです。
Android標準アプリもあり便利だったハングアウト。この終了に伴い、Googleのチャットは、Google Chatにビデオ通話ミーティングアプリは、Google Meetに移行されます。
本記事では、との違いからそれに代わる新しいコミュニケーションアプリについて、わかりやすく解説します。
Google ハングアウトの終了はいつ?
Google Workspace チームによるアップデートについてのブログでは、2021 年 8 月 16 日より、ハングアウトとGooge chat の両方を利用しているユーザーを対象に、優先順位をGooglChatにする移行を開始し、2021年後半以降にサポートが終了と記載されています。
元々は、2020年末までに移行完了の予定でしたが、新型コロナウイルスの影響に加えて、ビジネス向けのクラウドサービス「G Suite」を「Google Workspace」への名所変更、予定が遅くなったのではないかと予測している方もいらっしゃるようです。
ハングアウト終了後は?
Googleのコミュニケーションツールは、ハングアウト終了後、チャット機能はGoogle Chat 、ビデオ通話は、Google meet というビジネス向けの有料グループウェア「Google Workspace」の機能である2つのツールの無償バージョンを使用します。
Google Chatで出来る事
1, 個人間でのメッセージのやり取り
2, グループ間でのメッセージのやり取り
3, プロジェクトごとのメッセージのやり取り
4, 話題事にスレッドを立てられる
5, スレッドでファイルを共有できる
メッセージに対して感情表現ができるアイコンで複数のリアクションをすることができるので、忙しい時などメッセージを送り返すことなくアイコン一つでコミュケーションを円滑にできます。
また、Gmail との連動性もあるので、メール内の情報をチャットをしながらすばやく検索することも可能です。
Googlemeetで出来る事
1, ビデオ通話&音声通話(無償版は最多 100 人)
2, 通話中に画像が共有可能
3, チャット機能でリンクやメモなども共有可能
無償バージョンは、3名以上の参加者がいる場合利用制限時間は、1時間になりますので注意しましょう。
同じビデオ通話(会議)ツールである「Zoom」と異なり、面倒なアプリインストール不要です。Webプラウザ上で行えるのは、メリットの一つといえるでしょう。
ハングアウトとの違いは?
hungoutは、ビデオ通話機能、チャット機能が1つのツールで利用可能でしたが、終了後は、2つのツールを別々に使うことになります。
ただし、通常は有料である安全性が高い組織向けオンライン アプリケーションのセットの一部を利用することによって同じアプリケーションセットの移動がスムーズという利点があります。「Gmail」から 「Google Chat 」、「Google Chat 」から「Google meet」。 Gmailの移動も使い分けも簡単でいて、連帯性もあるので快適に使用できます。
まとめ
ハングアウトの終了により、Googleのコミュニケーションツールは、「Google Workspace」の機能の一部である「Google Chat」, 「Google meet」の2つの製品を一部無料で使えるようになり置き換えられました。
今回の変更で、チャットとビデオミーティングが別々の製品を利用することになりましたが、そこは1か所で複数のアプリケーションを使うことができる便利な「Google Workspace」の一部を使うことによって無料バージョンでも安全かつ、1アプリよりも使い勝手もよく、メリットも多いアップデートとなっています。
誰でも利用できる無料のコミュニケーションツールをぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?
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