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【2022年】ベクターレイヤー 使わない?ベクターレイヤーについて知っておきたいこと

デジタルイラストを描く人にとってベクターレイヤーは、画質が劣化しないことでしsられるツールです。ペン入れをした後にも修正できるイラストを描く上で便利なレイヤーの一つです。形や太さなど線を自由自在に変換することができるレイヤーは、イラストを描くことを始めたばかりという方にも特に、おすすめしたい機能です。今回は、ベクターレイヤーについて、長所や短所を含めわかりやすく解説します。

ベクターレイヤーとは?

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ベクターレイヤーとは、デジタルでイラストを書くときに利用する絵線です。ベクターレイヤーを利用して描いた線は、拡大や縮小をしても画質が落ちることはありません。また、形や太さも修正時に自由に変更できる便利なレイヤーです。

絵線がまだしっかりと書けない初心者の方には特に重宝するレイヤーといってよいでしょう。 

ベクターとラスターの違いは? 

ベクターレイヤーを使わないで、ラスターレイヤーを使用したということを聞く方もいらっしゃるでしょう。ラスターレイヤーとは、主に、自由に絵を描いたり、描いた絵に色を塗ったりする場合に利用するレイヤーです。それに対して、ベクターレイヤーは、描いた絵に色を塗ることはできない、線や図を描くことだけに特化しているレイヤーです。

ベクターレイヤーの長所

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3

ベクターレイヤーを使うメリットをまとめてみました。

1, 拡大や拡小しても線が荒れない 

ベクターレイヤーで描いた線は、ラスターレイヤーのように拡大縮小しても線が荒れることなく、なめらかな線を保ちます。

2, 描いた線を自由にいつでも変更できる

ベクターレイヤーで書かれた線の一番のポイントといえば、描いた線を後から自由に修正できることでしょう。

たとえば、すでに書いた線を太くしたり、細くしたり。回転を加えられる他、線を自由自在に変更できます。 

3、 書いた線を消せる。

ベクターレイヤーで書いた線は、いつでも線が交差する地点までの範囲で消すことが可能です。

ベクターレイヤーの短所 

ベクターレイヤーは、良いところだけがあるわけではなく、それなりの短所、デメリットも存在します。 

1, 色を塗るには、不向き

ペンツールしか利用できないため、色を広範囲にわたって塗りつぶすのには不向きです。色を塗りつぶす作業は、ラスターレイヤーを作ることになります。 

2, データが重くなる

絵を格上でたくさんの細かい線を書くと、データが重くなってしまいます。そのため、細かい線を書く場合は、ラスターレイヤーで行うとよいでしょう。 

ベクターレイヤー 使わない人が多い?

ベクターレイヤーは、必ずすべての人が使っているというわけでもなく、使う人と使わない人とがわかれる機能です。「線」で書くという機能が充実しているので、線を生かしたイラストを描く際にはとても重宝する機能といえるでしょう。また、書いた線を効率よく消せるほか、修正するのも比較的簡単なのは、うれしいところです。

基本的な考え方としては

画線=ベクターレイヤー

塗り=ラスターレイヤー

細かい画線=ラスターレイヤー

という書き方が多いようです。ただし、この使い方が必ずしも正しいということではなく、自分が書きたいイラストにあわせて、臨機応変に使い分けをするのがベストな機能の使い方です。

まとめ 

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デジタルイラストを描く上で重宝するベクターレイヤーについて解説しました。ベクターレイヤーは、線を書くことに特化した機能といってもよいでしょう。また、線を書く際には、ベクターで色を塗るにはラスターでなど、双方のレイヤーの使い分けをしたり、ベクターをラスターに変換したり、ラスターをベクターに変換することも可能です。

便利なベクターレイヤー機能を使って、効率よくイラストを仕上げてみてはいかがでしょうか?